ジェイゾロフトの副作用について

ジェイゾロフトとは?

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ジェイゾロフトはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と呼ばれるタイプの抗うつ薬です。うつ病の原因は脳内のセロトニン不足ですが、SSRIは脳内に放出されたセロトニンが再度取り込まれるを防ぐことで、脳内のセロトニン濃度を高めうつ病の改善を図ります。

再取り込みを阻害されたセロトニン


ジェイゾロフトは2006年の7月から日本でも発売が開始されましたが、以前から日本で発売されていたSSRI(デプロメール、ルボックス、パキシル)よりも副作用が少なく、その割にはうつ病の改善効果も高いことから日本で爆発的に広がり、現在では多くのうつ病患者に処方されています。

尚、ジェイゾロフトは世界で最も多く処方されている12種類の抗うつ剤を効果の高さと副作用の少なさからランキング付けした抗うつ剤ランキングで、4位にランク付けされた薬です。抗うつ薬は星の数ほどありますが、ジェイゾロフトはその中でもかなり優秀な抗うつ薬と言えます。

ジェイゾロフトの副作用は以外に多い


他の抗うつ薬と比べると副作用の少ないと言われているジェイゾロフトですが、それでも副作用は以外に多いです。

  • 性機能障害(全体の82%)
  • 吐き気や食欲不振(全体の19%)
  • 眠気(全体の15%)
  • 口の渇き(全体の13%)
  • 下痢、便秘(全体の12%)
  • 頭痛(全体の9%)

上記の副作用のうち性機能障害と眠気以外の副作用は継続的に服用(2週間〜3週間)することで、ほとんどの方が副作用がでなくなると言われています。

あくまでも目安ですが、ジェイゾロフトを3週間服用しても性機能障害と眠気以外の副作用が改善されない場合は、ジェイゾロフトが合わない体質と言えます。日常生活に支障をきたすほどの副作用であれば、医師に相談の上、他の抗うつ薬に変えたもらった方がよいでしょう。

ジェイゾロフトの副作用に悩む


最も深刻な副作用は性機能障害


ジェイゾロフトを服用することで起こる最も深刻な副作用は性機能障害です。具体的には性欲減退、勃起不全、射精困難、膣分泌液の減少などです。ジェイゾロフトを服用している方の全体の82%で性機能障害の副作用は出ます。

しかも、吐き気や口の渇きなどの副作用は2週間〜3週間の継続服用で症状が出なくなりますが、性機能障害は継続服用をしても症状が改善されることはありません。ジェイゾロフトを服用している間は、性機能障害と付き合っていかなければいけないのです。これは、ジェイゾロフトを服用する上で最大の問題点と言えます。

尚、ジェイゾロフトは欧米でもよく処方されていますが、日本と比べるとより夫婦生活を大切にするお国柄なのか、性機能障害の副作用を理由に処方が中止されるケースが非常に多いです。

ただ、ジェイゾロフトなどのSSRIで性機能障害がでた場合は、性機能障害にならないNDRIと呼ばれるノルアドレナリンとドーパミンを増やすことでうつ症状を改善するタイプの抗うつ薬が処方されます。残念ながらNDRIは日本では認可されていません。

ジェイゾロフトで性機能障害になる


SSRI、SNRIと呼ばれるタイプの抗うつ薬は、どの薬も全体の約80%に性機能障害がでます。そのため、ジェイゾロフトから他の薬に変えても性機能障害の改善は難しいと言えます。

眠気も人によっては深刻な副作用になる


ジェイゾロフトを服用してもまったく眠くならない人は眠くならないのですが、眠くなる人は1日中眠気に襲われます。これも性機能障害と同じで、継続的にジェイゾロフトを服用しても症状は改善されません。仕事に支障をきたすほどの強い眠気が続くようであれば、医師に相談の上、薬を変えてもらった方がよいでしょう。

眠気に襲われる


ジェイゾロフトをやめてもうつ病の治療はできる


ジェイゾロフトの副作用がつらくて、正直薬をやめたい・・・とお考えの方も多いでしょう。結論から言えば、ジェイゾロフトを飲まなくてもうつ病の治療は可能です。ジェイゾロフトなどのSSRIと呼ばれるタイプの抗うつ薬は、薬の作用により脳内のセロトニン濃度を高めることでうつ症状の改善を図る薬です。

つまり、ジェイゾロフトを飲まなくても脳内のセロトニン濃度を高く保つことができれば、うつ状態にはならないのです。

では、どうやって薬なしで脳内のセロトニンを増やすのか?その方法として最も効果があると言われているのが”プロバイオティクス”です。

プロバイオティクスで脳内のセロトニンが劇的に増える


プロバイオティクスとは、腸内に生息している乳酸菌やビフィズス菌のなどの人体に良い影響を与えてくれる腸内細菌(善玉菌)のことです。これらの腸内細菌(善玉菌)を増やすことで、脳内のセロトニン濃度を高めることができます。その理由は、腸内細菌(善玉菌)がセロトニンの前駆物質である5HTPを脳に運ぶ役割を担っているからです。

腸内の善玉菌


プロバイオティクスを取り入れたうつ病治療は、今世界中で注目されています。プロバイオティクスの影響でうつ病が治り、抗うつ薬の辛い副作用から解放された方もたくさんいらっしゃいます。プロバイオティクスによるうつ病治療についてもっと詳しく知りたい方合は、以下のリンクから解説ページへお進みください。

⇒プロバイオティクスの解説ページへ


PS.腸内細菌の善玉菌を増やすには、便秘を解消し、腸内環境を整える必要があります。便秘を解消することで、腸内環境が整えば、うつ病の改善も見込めます。便秘にお悩みの方は、便秘解消ドリルをご覧ください。

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